グラスの種類No.4

シャンパングラス  スパークリングワインを飲むために作られたグラスでデザイン上から二つのタイプに分かれます。

A)[ソーサー型]  カクテルグラスを丸くして、やや大型にしたタイプのもの。口の部分が広く乾杯用に用いられます。ただこのグラスを使うとスパークリングワインのガスの逃げが速いので、食卓でじっくり味わうのは向いてない。この形のグラスはカクテルグラスにも使われます。

b)[フルート型]     細身の背の高いタイプのもの。食事をしながらゆっくりスパークリングワインを楽しみたい時にはこのグラスを使うことに限る。口の部分が狭いのでガスの逃げが少なくグラスの底からゆっくり立ち上る泡を楽しみながら飲むことができます。

ワイングラス  国や、地方の風俗、あるいはワインの種類(赤か白の別、辛口か甘口かの別など)によっていろいろな大きさのものがある。いずれも長い伝統の中で育ってきたものとして尊重したいが現代においては次のような条件を満たしたものが一般的に理想とされる。                                            

(A)ワインの色が楽しめるよう無地、無色透明であること。                   

(B)グラスの上部が内側にややカーブしていてワインの香りがグラス内にこもるようになっていること                                            

(C)口径が約6.5㎝か、それ以上あって、飲むときに自然に鼻がグラス内に入るもの。

(D)容量が少なくても150ml以上、できれば200ml以上のもの。

(E)口元の感触の関係でガラスの肉質はなるべく薄手のもの。

以上のそうした条件のグラスにワインを半分か、せいぜい3分の2ほど注ぎ、色、香り、味を総合的に楽しむのがワインへの接し方として理想的です。









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